私たちは人のお役に立つことを喜びとする人財、そして社会に貢献する人財の育成に努めます。
私たちは生まれてから両親の愛情に守られて育てられました。同時に社会からいろいろな恩恵を受けていたことも忘れてはいけません。ひとりの人間として成人し社会生活を営むという事は、まさしく社会から受けた恩恵をお返しするという事が社会人たる人間の務めであると同時に働くという意味だと思います。したがってまず私たち自身が地域の人たちや周りの人たちのお役にたつことを喜びとするような人財になり、社会に貢献できる人財になら なくてはいけません。もちろん子どもたちにも伝えていくべきことです。
私たちは人間的視野に立った教育の提供や感性豊かなコミュニケーションを通して、子どもたち一人ひとりが持っている潜在能力や価値を引き出し、その子どもが人生を自主的に主体的に創造的に生きるための支援、つまり幸せな人生を送るための支援をします。
子どもたちは誰でも素晴らしい潜在能力や可能性を持って生れてきています。子どもたち自身が将来の夢やビジョンを持ちその達成のため、 努力することによって、その潜在化された能力や可能性が引き出されるのです。将来の夢やビジョンの達成への道のりは困難や障害の連続です。その困難や障害をすべて肯定的に捉え、自分自身の力で正面から乗り越えていく力、これこそ人生を生き抜く力です。この生き抜く力を、勉強をする努力を通して学び身につけて欲しいと思います。
私たちは教育の提供を通じ、子どもたちの学力の向上と心の成長に寄与し地域社会の教育文化の発展に貢献します。
子どもたちは成績が落ちたからとか、学校の授業が分からないからとか、あるいは中学3年生で受験があるからなどの理由で入塾します。これらの理由でも、学力向上に最も有効かつ必要な「ヤル気」はあるのです。 しかしこの「ヤル気」では短期的な学力向上成績アップはできますが長続きしません。真の「ヤル気」はセルフモチベーションです。それは勉強する意味や価値が理解できた時です。
何のために勉強するのか、勉強したらどうなるのか、そしてどんな大人になりたいかなどです。 これらを自分の将来と結び付けて考えるのです。具体的には将来の夢やビジョンを自分自身で見つけた時です。つまり、これこそ「夢見る力」です。このとき、自主的に前向きに勉強に取り組むようになります。
しかし、これで充分かというとそうでもありません。子どもですから横道にそれたり、挫けたりすることが多くあります。そのときこそ私たちのフォローがとても大切です。子どもたちの夢やビジョンを、もっと深め具体的にしてあげることが必要です。途中の目標設定をして計画を立て、日付を入れます。途中の目標設定は、中学受験や高校受験、 大学受験です。これらを子どもたちにアドバイスをしながら、子どもたちに考えさせ、自分自身で決めたようにします。あとは努力と行動、つまり勉強することです。これらの過程を通して何が何でも自分で決めたことは、必ずやり抜くという強い精神を育てることです。これこそが将来の 「生き抜く力」に繋がります。
このようにして、自主的に主体的に前向きに積極的に、生きることに動機づけをすることが学力向上に繋がり、ひいては、真のご父母のニーズに応 えることに繋がります。
私たちは生徒保護者の信頼をあらゆる事業活動の原点に置きます。
信頼は感謝することからしか生まれません。教育は目に見える、手で触れることのできる具体的なモノがあるわけではありません。ある意味虚業といわれても仕方がないことです。ましてや直接教育を受ける人とお金を払う人は違います。また、仮に成果がでなくても「私たちは一所懸命やったんですけど残念です。」それだけで終わってしまいます。ご父母はこのようなモノにお金と時間を使ってくださいます。まさしく親子の愛情に支えられた仕事なのです。私たちはこのことを真摯に受け止め自覚し感謝します。感謝はあらゆる行動の原点であると同時に感謝は成果を出すためのあらゆる行動 を意味します。
私たちは教育の提供を通じ、子どもたちの学力の向上と心の成長に寄与し地域社会の教育文化の発展に貢献します。
『共学共育』
私たちが学び成長することが最も大切なこと、重要なことだと考えます。
私たちが成長し、人間力をつけることや私たちが毎日活き活きとした姿で仕事をしていることが大事なことです。あの人のような大人になりたい、 あの教室長みたいになりたいと目指すべき人物像として、子どもたちに捉えられるようになることです。そのことが子どもたちの心の成長や学力の向上につながります。
また、子どもたちは私たちの生きた教材です。数多くの課題や問題を提起してくれます。 その課題や問題を解決するために学び考えます。
そのようにして成長した私たちから子どもたちが学んでくれます。 私たちは子どもたちと共に学び、子どもたちと共に育つのです。
社名 |
株式会社 クース・コーポレーション COOTH Co.,Ltd. |
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所在地 |
佐賀県佐賀市若宮3丁目2-10 COOTHビル2F TEL:0952-36-6023(代表) FAX: 0952-36-6033 |
会社設立 | 平成4年3月創業、12月設立 |
代表者 | 代表取締役社長 吉田麻利央 |
事業内容 |
「個別指導 明光義塾」 フランチャイジー 佐賀県9教室、長崎県4教室、宮崎県2教室、大分県1教室、福岡県2教室の計18教室 |
資本金 | 4,000万円 |
主要取引銀行 | 佐賀銀行、商工中金 |
関連会社 | 株式会社明光ネットワークジャパン(東証一部4668) |
平成5年3月、私の最初の「教え子」たちの受験結果を聞いた夜のことでした。第1号教室である武雄教室で学んだ中学3年生は44名いましたが、2名の不合格者をだしてしまいました。 結果を創り得ることができなかった責任を痛感し、その夜二人の自宅に足を運びました。
ひとりは不運にも入試当日風邪をひき、合格圏内と思われた高校の受験に失敗した女子生徒でした。その胸中たるや察するに余りあるとはこのことです。ちょうどご両親はお留守で、応対に出てくれた彼女は私の顔を見るなり大粒の涙をこぼし始めたのです。私はしばらくの間ことばを発することができませんでした。
激しい後悔の念が私を襲いました。悔しくて申し訳なくていたたま れない気持ちとともに、 私はこの仕事の重さを心の奥底に刻み込み ました。彼女のご両親は「あんたのせいじゃないよ」と逆にお気遣い のことばまでいただきました。あの夜の彼女の涙が私に対する抗議 の印でないことも分かっています。しかし彼女の涙は今も努力を免 罪符にするわけにはいかないのだと、この仕事の本質を繰り返し私 に教えてくれています。
多くの子どもたちにとって、 高校受験は人生で初めて出合う大きな試練であるとともに人生の分岐点にもなります。学校が違えば友達や先生子どもたちにとっては生きていることのすべてが変わるのです。常120%の情熱を燃やし続けてもなお足りない、終わりのない厳しさがあります。 同時に、自分の一生を賭すに値する充実感を子どもたちの笑顔とともに得られる仕事だと確信しました。
私たちは明るい未来に向けこの仕事を続けていきます。しかしあの夜のひとりの女子生徒の流した涙を決して忘れてはいけません。これこそが私たちの出発点であり原点です。ここにこのようなことを二度と繰り返さないことを決意し「創業の念い」として皆さんと共有していきます。